カタルシストラック9　お気に入り度：★★★★★

ファンシーな感じの曲です。
Köziの遊び心の真骨頂ですね。
砕けた喋り言葉や、韻を踏んだ言葉遊びのような歌詞に、
Köziらしさが現れています。

ベッドの中で夢を見る少女（？）に
妖精だか精霊だかが語りかけている、
というようなシチュエーションを髣髴させます。

実はこのシチュエーションをモチーフにした作品は、
GacktとKöziの手によって、MALICE時代から何度か創られています。
元祖の作品は、私の大好きな楽曲でもある、
「claire 〜月の調べ〜」で、作曲はManaですが、
作詞はGacktとKöziでされています。
インディーズ時代のアルバム、VOYAGEに入ってます。

メジャーデビュー後のアルバム、merveillesの中では、
「brise」が、似たようなモチーフで創られています。
これはGackt作詞、Közi作曲です。

その後、各々ソロ活動をすることになりますが、
Gacktは「U+K」で、Köziはこの作品で、
またこのモチーフで作品を作っており、
二人とも夢見る少女的なものが大好きなんだなぁと
つくづく思わされます（笑）

まあ、これは私の解釈なので、
他の人も同じように考えるかは分かりませんけどね。。
でも、GacktとKöziの趣向には、
かなり近いものがあったと私は思いたいところです。
やっぱり、あのGackt脱退は本当に痛恨の事件だったと、
もう10年以上昔の話ですけど、改めて思ったりします。

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